猫のシャンプーって本当に戦いですよね!
私自身3匹の猫と暮らしていますが、シャンプーする時はいつもドキドキしていました。
今は何度も洗っているうちに飼い主のシャンプー技術も向上してきて猫もある程度落ち着いてシャンプーさせてくれるようになりました。

ママが上手になってきたから洗わせてあげてもいいにゃよ
猫はシャンプーしなくてもいいんじゃない?って考え方もあるかと思うのですが、私はシャンプーした方がいいと思っています。
やっぱり、シャンプーすると綺麗でキラキラ輝く毛並みになりますし、毛玉もできにくく猫アレルギー対策にもなります。

僕の毛並みが真っ白でふわふわちゃんなのは
日々のブラッシングとシャンプーのおかげにゃん。
このように毛づくろいの下手くそさんもいますので、そんな子は特にお手入れしてあげると毛玉もできずにいいのかなと思います。
猫はシャンプー嫌いさんが多い
基本的に猫は水が大の苦手です。我が家には3匹のニャーズがおりますが、
全員シャンプーで大騒ぎになります。
特にうららちゃんは大変です!
身体能力も長けており、彼女はなんとか逃れようと私の背中に避難します。
うららちゃんも必死なので爪が背中に食い込んで流血事件になるわけです٩( ᐛ )و
↓この人運動神経良さそうでしょ?ジャンプ力も抜群です。

猫にシャンプーは必要なのか?
結論から述べると私は猫にシャンプーは必要と考えます。
基本的に猫は自分で毛づくろいをして身体を綺麗に保ちます。
元々狩りをする動物なので体が汚れて臭ってしまうことは、獲物に気が付かれて逃げられてしまう要因にもなります。
そのため猫を飼っている人ならご存知かと思いますが、猫はしばらくシャンプーをしていなくても全然臭くなりません。
いや、臭くならないどころかむしろいい匂いにすら思える。
これは猫の奴隷と化してしまった私の嗅覚がマヒしてきているのかもしれませんが。
しかし、実際のところ猫のシャンプーは私は必要と考えます。
理由は以下の通りです↓
- 抜け毛が減って毛玉ができにくくなる
- 皮膚の汚れた皮脂を落として皮膚を健康に保つ
- 飼主の猫アレルギーの予防になる
- フケの多い猫のフケが減る
- 毛並みが見違えるようにツヤツヤのモフモフになる(見た目が良くなる)
- やさしい香りに包まれる(毛に顔をうずめると癒される)
- シャンプーに慣れさせておくことで突然のお尻汚れにも対応しやすい
このように、猫のシャンプーにはメリットがたくさんあります。
猫アレルギー対策について詳しく書かれた記事もございますので是非ご覧ください↓
猫を飼っている方は注意!猫アレルギーの予防が重要!猫アレルギー対策を5つご紹介!
デメリットも挙げていきます↓
- 上手く洗ってあげられないと猫の精神的・身体的ストレスになる
- ブラッシングしないで洗うと洗い毛玉ができる
- 飼主が傷だらけになる時がある
- 時間がかかる
- お金がかかる
※また、顔にお湯をかけて猫がパニックになり、お湯などを誤飲してしまうと、呼吸ができなくなり大変危険です。安全に無理のないようにシャンプーすることが最優先です。
では早速シャンプーのやり方についてお話していきます。
猫のシャンプー前に爪切りをする
シャンプーをすると決めたらまず準備することがあります。
それは、爪切りとブラッシングです。
爪切りはシャンプー当日でなくても前日とかでも大丈夫です。
爪切りしていないと、もしも猫ちゃんがシャンプーに驚いてしまい脱出を試みて、飼主の背中や腕に飛びついてきたときに、爪が食い込んでしまう事件になりかねないからです。
普段は爪を出さない大人しい猫ちゃんであっても、本気の脱出モードになっていると、爪を出してしまうこともあります。
私もお風呂場でうららちゃんを洗っている時に一度引っ掻き事件がありました。シャンプーの最中は集中して行っていますが、不意に気がゆるんだ瞬間の出来事です。うららちゃんは素早く私の背中に大ジャンプ!!!
「ぎゃああああーーーーー!!!だめええーー」
と真昼間から大声で叫ぶという。
隣のお家にまで聞こえてたかもしれなくてお恥ずかしい(笑)
しかも猫も本気だから中々降りなくて爪が食い込んだまんまなんですよ。
本当に痛いですよ。
爪切りの重要性が伝わったでしょうか。
同日でなくて良いと思いますが、肉球周りのはみ毛ちゃんも刈り上げるなどしてあげると良いかと思います。

↑しっぽが真ん中の胸のところから出てる(笑)
この準備をめんどくさがってスキップしてしまうと後々余計に面倒なことになるかもしれません。
猫のシャンプー前にブラッシングは必須
ブラッシングはシャンプー前に必ず必要になります。
ブラッシングをしないでシャンプーをしてしまうと洗い毛玉ができて大変なことになります。特に長毛種は必須の下準備かと思います。
洗い毛玉とは、元々あった毛玉に死に毛が絡んで毛玉と毛玉がつながってしまい、あちこちにびっしりと毛玉ができてしまいます。
そうなってしまうと素人にはお手上げかもしれません。
バリカンで刈り上げるにも、絡まったビッシリ毛玉を除去するのは至難の業です。

このお二人さんを見てください。(左コロモ♂、右モコタ♂)
もふもふ具合がたまりませんでしょ?
しかしこの人たちは毛が絡まりやすく毛玉のお友達をたくさん抱えております。
私が怠け者なのもありますが、毎日ブラッシングしないと平気で毛玉だらけにしてくれます。(特にモコタは友達がたくさんいます)
私がブラッシングに使用しているアイテムはこちらになります↓
まずこのステンレス製のクシで全体をとかします。
毛玉を発見したときは、無理にとかそうとして引っ張ると痛くて嫌がられてしまうので、少しずつほぐしていきます。
クシでほぐせないときはハサミで毛玉の真ん中をチョッキんしますとほぐしやすいです。間違えてお肉を切らないように気をつけてあげて下さいね。
ちなみに私はハサミでチョッキんよりも、毛玉の部分だけバリカンで刈り取ってしまっています。ほぐしてもすぐに毛玉になるので、バリカンで刈り取ったところはしばらく毛玉になりません。上辺だけ刈り取るとハゲが目立つようなことにもなりませんのでおすすめです。
私が使用しているバリカンはこちらになります↓
肉球まわりのはみ毛なんかもこのバリカンを使用しています。
ステンレスのクシで全体をとかした後にこちらのスリッカーブラシで全体をブラッシングしていきます↓
ちなみにファーミーネーターも使用しております!
ファーミーネーターは全体の毛をすいているようなブラッシングになります。
猫1匹分ほどの毛が取れるので楽しくなってもやりすぎには注意です。
夏季のスーパー抜け毛フェスティバルの時なんかに私は使用しています。
少しは抜け毛が減るので(ᵔᴥᵔ;)
小さな毛玉なんかもファーミーネーターなら取りやすいので1個持っていると便利ですよ。↓ファーミーネーター
いよいよ猫をシャンプーする
まず、タオルやシャンプーの準備をあらかじめします。
ドライヤーもすぐに使えるようにセッティングしておきます。
ちなみに私はキッチンの洗い場で猫をシャンプーしています。以前はお風呂場で洗っていたのですが、YouTubeで洗い方のコツを見ているとキッチンの洗い場の方がやりやすいことに気がつきました。
これは皆さんのやりやすい場所で洗ってあげるのが良いかと思います。
お湯に慣らしていく
いきなりお湯をかけると驚いて飛び上がってしまうのでまずは洗面器やタライなどにお湯を張ってそのお湯を手で少しづつかけていきます。
猫の毛は水をはじくのでなかなか濡れていかないです。
お湯をかけて見て、大暴れしないと判断できたら、タライの中にクレンジングシャンプーを入れてまたかけていきます。
そうするとなじみやすく泡立っていきます。
お湯に慣れてきたようなら、水圧を低めにしたシャワーで濡らしていくのも問題ありません。シャワーをひねる時に、いきなり全開にお湯を出してしまうと、驚かせてしまうので、水圧はゆるくします。
猫を無理に押さえつけたり力任せにするとパニックにつながる恐れがあります。
私たちは常に冷静に平然をよそおって猫を優しく扱ってあげて下さい。
私たちが大騒ぎしてしまうと猫にも連鎖してしまうので、不安にさせないようになるべくストレスをかけないように穏やかに対応していきます。
そうすると、猫も段々に落ち着いてきてくれます。猫自身も、抵抗したりパニックになることはとても疲れる行為なのです。
「ニャンだ〜?ママはニコニコしてるにゃ?我慢してやってもいいかにゃん?」
と思ってもらえたらこっちのもんです。
ちなみにジャンプして逃げようとするときは、ソフトに猫の両肩に手を添えて、上に飛び上がれないようにします。
ジャンプすると素早く私たちの背中などに乗ってしまい爪攻撃に合う危険があります。また、猫は泡などで滑りやすくなっていて滑って転んで怪我をしてしまっては大変です。
洗い場の中をウロウロしている分には好きなところへウロウロさせてあげて構いません。
ジャンプだけはさせないように集中しつつ、猫の自由に行動させてあげるのがポイントになります。
クレンジングシャンプーをする
私が使用しているクレンジングシャンプーはこちらです↓
クレンジングシャンプーはホコリなどの汚れやオイリーな皮脂を綺麗に洗い流してくれます。
このラファンシーズシリーズは大好きなYouTubeのキャットグルーマーさんもおすすめしていたので私も使用してみました。
使ってみた感想としては、期待通りのツヤツヤのふわふわになりますので皆さんにも是非おすすめ致します。香りはそんなに強くないので匂いの好き嫌いがある方にも良いかと思います。
シャンプー&リンスをする
クレンジグシャンプーを洗い流したら、次はシャンプーをします。
クレンジングシャンプーの時と同様にシャンプーしていきます。
シャンプーは100円ショップに売っているソース入れみたいなものに入れて薄めて使うと非常にやりやすいです。
↑こんな感じのボトルにシャンプーとお湯を入れて薄めてから使います。
100円ショップに似たようなものが売っていますので、コストを抑えたい方は100円ショップに行って探してみて下さい。
シャンプーをしっかりと洗い流したらお次はリンスです。
ここまでの作業工程が慣れないと大変です(笑)
リンスは小さめの桶やカップなどに少し入れてお湯で薄めたものを猫の全身にさ〜っとかけます。そしてしっかりと洗い流したら任務完了!!
吸水タオルとドライヤーで乾かしていく
優しく手足やしっぽの水分を絞ります。
そして吸水タオルを使ってしっかりと水分を拭き取っていきます。
このような吸水タオルでしっかりと水分をとってあげると、ドライヤーの時間が短縮できて猫のストレスも軽減できます。
吸水タオル自体も、吸水すると水分でボトボトになるので替えに2枚くらいあると便利ですよ。
しっかりと水分を拭き取ったらバスタオルなどでミノムシみたいに包みます。このミノムシに使うバスタオルは使い古しのバスタオルなどで大丈夫です。
手足をしっかりと包んで赤ちゃんみたいにしてあげると、猫も安心してくれます。
ドライヤーはテーブルの上などに乗せてポジショニングします。
椅子に座って猫を抱っこしている時に、ドライヤーの風が猫に当たりやすいような位置に設置するとやりやすいです。
ドライヤーは弱でスイッチをONにします。いきなりドライヤーの風を猫に当てないでまずは音を聞かせます。
音をずっと聞いていても落ち着いている様子でしたら風量は弱のまま猫に当てていきます。なかなか乾かなくてもどかしくなり、風量を強にすると、驚いて暴れ出してしまいます。焦って横着をすると、結局時間がかかり猫にもストレスがかかってしまいかねませんので、優しい風量で乾かしてあげて下さい。
ドライヤーをしながらブラッシング
全体を乾かしながらスリッカーブラシでブラッシングしていきます。
シャンプー中に抜けた毛を取り除きながら綺麗に乾かしていきます。
この時、ブラッシングの方向は、猫の毛のながれ通りにブラッシングしていきます。毛の方向を逆らうと痛くて嫌がってしまい途中でも逃げようとし始めますので、猫が不快に感じないようなやり方を心がけてあげると良いです。
猫シャンプーのまとめ
最初から上手に猫をシャンプーできる飼い主さんは中々いないのではないでしょうか。私も現在進行形で修行中真っ只中でございます。それでも、少しづつ猫を落ち着かせながらシャンプーできるようになってきました。
猫のシャンプーにはたくさんのメリットがあります。
安全になるべくストレスをかけずに猫をシャンプーしてあげると良いことがたくさんあります。
もちろんどうしても嫌々ちゃんな子や、毛玉ができすぎて手に負えなくなってしまった子などは、プロのキャットグルーマーさんにお任せするのもありかと思います。
文字だけの説明ではわかりにくい点もあるかと思いますので、youtubeにて【キャットグルーマー協会】と検索すると、猫のシャンプー動画がたくさん上がっていると思いますので是非チェックして見て下さいね( ^ω^ )
私はみほこ先生の大ファンなので是非皆さんにも見てほしいです!
ではそん感じで、猫のシャンプーについてのお話でした( ^ω^ )
もしも質問や疑問点などございましたら、お気軽にコメント下さい。
関連リンクも是非ご覧ください↓
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