今回はモコタがユリ中毒になり入院2日目の経過についてお話していきます。
前回の続きやはじめからご覧になりたい方は下記の記事からご覧ください。
⒈我が家の猫が急性腎不全になった!いつもより元気がない気がする?
ユリ中毒の治療中の経過と血液検査データ
入院後の採血結果が下記になります。

※腎機能を見るには、特に尿素窒素・クレアチニンに注目してください。
12/25に入院した時の数値から→クレアチニン⒍29、尿素窒素107
12/27、12/30では、クレアチニン3.49~3.40、尿素窒素55.6~53.7
12/26のSDMAという腎機能を測定する数値は44(基準値0~14)
数値は下がっているのでよくなってきているように思えますが全然ダメです。
正常値には程遠いです。
数値が下がっていて嬉しかった反面、12/27から12/30では3日間の点滴治療を24時間持続しているにも関わらず、ほとんど数値に変化がないことが分かります。
腎不全の治療もここまでか、改善の見込みは?
急性腎不全では、腎不全になってから点滴治療を行い短期間で体内の毒素を薄めて体外に毒を排出させます。
つまり、5日間もの点滴を行い数値が横ばいで下がらなくなっているということは、改善の見込みがここまでかもしれないことを意味しています。
ユリの花で腎不全になってしまった猫ちゃんは、亡くなってしまう子も多いみたいです。また、運よく助かったとしても多くの割合で腎臓に後遺症が残ってしまうそうです。
腎臓は肝臓とは違って一度壊れてしまった細胞はもう一度再生することができません。つまり、ユリの毒によって破壊された腎臓細胞は修復できないのです。
本当にネガティブになりました。
本当に取り返しのつかないことになってしまったと絶望的な気持ちになりました。
腎臓に後遺症が残ったら通院で皮下点滴
腎不全が慢性化すると、人間では透析療法を行います。
猫は通院で皮下点滴を定期的に行うことになるそうです。通院回数は多いと毎日から週3日とか。数値や症状が安定し食欲が出てくれば週1日とか月に2回などで良いそうです。
点滴を1回行うのにも動物病院によりますが、約5000円ほどの治療費がかかります。
自宅で行う場合はかなり費用を抑えられるみたいですが、自分で点滴針を我が子に刺すことになるので、大好きな我が子に嫌われてしまう可能性があります。

猫モコタが戻って来ず寂しくて弱気になる日々
もう色んなことをぐるぐる考えてしまいました。
モコタの将来のことや、家計のお金のこと、どうしていいのか分からなくなってしまっていたんです。
モコタの小さい時の写真眺めたりもして。
思い出もたくさんあって。
はじめて出会った日のことも鮮明に覚えているんです。
毎日泣いて泣いて、笑うこともできなくなり、モコタはまだ頑張って治療しているのに勝手にペットロスみたいになりました。
旦那さんは私の相手をするのが本当に大変だったかと思います。
今思い返しても思い返さなくても、あの後モコタが元気になってくれたのは奇跡としか言いようがありません。
もう何も多くは望まないから、モコタを助けてくださいって毎日祈ったんです。
今は点滴がなくても元気にご飯もモリモリ食べてくれてます。
当たり前のことが幸せだって思わないといけないって改めて思います。
ただ健康に元気でそばにいてくれることが、どれだけ幸せなことか。
仕事で嫌なことがあったとか、小さなストレスが日常で起こったとしても、愚痴っちゃダメだなって思いました。
今、私の周りにいる大切な人達が健康でいてくれてることが当たり前ではないから。本当に今の自分の置かれている状況に感謝したいです。
次回の腎不全の治療経過についての続きは下記のリンクからもご覧になれます。
下記の商品は今もモコタのご飯に混ぜているサプリメントです。入院中も使用していました。今はモコタの腎臓も落ちついていますが、害のあるものではないので、予防も兼ねてまだ使用中です。
こちらのお粉は食べ物のリンやカリウムなどを吸着して体外に排出してくれるみたいです。味や匂いもなさそうで、ご飯に混ぜても気にせず食べてくれています。この粉のおかげで腎臓が良くなったんじゃないかって個人的には感じています。
腎不全になるとなかなかご飯をモリモリ食べてくれなかったので、ロイヤルカナンやサイエンスダイエットの腎臓サポート以外にもこちらのHAPPY CATさんの腎臓サポートも与えていました。色々な味を試して、その子の好みになるべく近づけられるようにしていけると良いと思います。↓
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